成績UPの鉄則
自学が一番の勉強法?
前回のブログで、自学ができるようになって欲しいと書きました。
じゃあ、自学できることが理想の教育なんでしょうか。
そんなことを考えていたら、ちょうど中3の国語の授業が孔子の『論語』だったのですが、
その中の一節に答えがありました。
学而不思則罔 思而不学則殆
学びて思わざれば則ち罔(くら)し 思ひて学ばざれば則ち殆(あやう)し
[意味]
学んでばかりで自分で考えなければ、物事の本質を理解することはできない。
自分で考えてばかりで学ばなければ、賢明な判断ができない(危険である)。
勉強の本質というのは、2500年以上も前に答えが出ていたんですね!
教わることばっかりで自分で考えなくてもダメ。
自分で考えてばっかりで、教わらないのもダメ。
これが勉強の本質です。
今までの教育って、教わることがメインになってきました。
映像授業なんて、完全に一方通行ですからその最たるものですし、
テレビ番組や本とかでも「世界一わかりやすい〇〇」みたいなのが出ています。
でも以前、ある有名な先生が言っていた言葉が今でも頭に残っています。
「分かりやすいっていうのは、言わば『離乳食』なんですよ。」
テレビで見たときの記憶なので、正確には忘れていますが、
この言葉は本当にその通りだと思います。
噛み砕いて分かりやすくしてあげれば、離乳食だから簡単に吸収できるかもしれません。
じゃあ、いつになったら歯ごたえのあるものを食べる時が来るんでしょう。
分かりやすく、分かりやすく、分かりやすく、ばかりを追い求めてしまうと、
勉強の本質の1つである『考える』が欠落します。
だから時には、しっかりと悩ませる、あえて解説を途中で止める、ということが必要になります。
(もちろん、生徒の状況に合わせて匙加減を調整しますが)
かと言って「考える」ばかりでも効率が悪い。
せっかく近道があるのに、無駄な遠回りをすることになりかねませんし、
誤ったまま理解してしまうこともあります。
『考察』だけでは、絶対に導けない答えもありますしね。
中学生に「球の体積の公式を自力で導き出せ」って言ったところで無理です。
独りよがりな考察になってしまうと、変な解釈しちゃうことがありますからね。
だから、成績が良い子は「教わる」と「考える」のバランスがとれている子です。
最小限だけ教わり、最大限に考え、正確に答えを導き出す。
これが一番大事なポイント。
中学校の定期テストのことだけを考えると、
恐らく「教わる」だけに絞った方が、効率がよくて効果的なのかもしれません。
範囲は狭いし、ほとんどがワークからそのまま出題されますからね。
でも、やはり一歩上の世界を考えると、それだけでよい点を取ってしまう子は危険。
定期テストはめちゃくちゃ点数が良いけど、模試になると順位がガクッと下がってしまう子。
一瞬は嬉しいですけど、長い目で見ると嬉しくないですよね。
せめて逆であって欲しい。
ちなみに、定期テストより模試の点数が下がるのは当たり前ですから、気にしないで下さいね!
定期テストと模試は、平均点も問題の出題方法も違いますから!
ミカンとデコポンくらい違うものだと思って下さい。
分かりにくいですね(笑)
とにかく、定期テストと模試はベツモノです。トレーニング法が全然違います。
話が逸れましたね~。ホントいつも申し訳ないです。
とにかく、勉強というのは『教わる』『考える』を両立することです。
今までが
教わる>考える
だったので、これからその比率を変えていくってことですね。
「考える」っていうことを大事にしていく必要があります。
今、小学校の現場ではプログラミング教育が始まりつつあります。
あれは、決してプログラマーを育てようとか、IT系の仕事に就いてもらおうとかではなく、
『考える』がベースの教育になっていきます。多分。
楽しみながら考えることができれば最高ですよね!
指導する先生たちがしっかりと研修を受けて、授業のシステムが良くなれば、
とても良い環境になっていくと思います。
『考える』チャンスなんて世の中にはたくさん転がっています。
なぜ今日の天気は晴れなんだろう。
なぜ今日の日経平均株価は上がったんだろう。
なぜバナナはあんなに剥きやすいんだろう。
なぜ宇都宮と言えばギョウザなんだろう。
なぜYouTubeはこんなに無料で楽しめちゃうんだろう。
なぜPayPayでお買い物をするとこんなにポイントが返ってくるんだろう。
今日も、お子さんに問いかけてみて下さい。
「なんで?」
そして疑問に思ったことがあれば、ぜひ一緒に考えてみて下さい。
「なんであなたはゲームばっかりして勉強しないの!!!」は違いますからね(笑)
じゃあ、自学できることが理想の教育なんでしょうか。
そんなことを考えていたら、ちょうど中3の国語の授業が孔子の『論語』だったのですが、
その中の一節に答えがありました。
学而不思則罔 思而不学則殆
学びて思わざれば則ち罔(くら)し 思ひて学ばざれば則ち殆(あやう)し
[意味]
学んでばかりで自分で考えなければ、物事の本質を理解することはできない。
自分で考えてばかりで学ばなければ、賢明な判断ができない(危険である)。
勉強の本質というのは、2500年以上も前に答えが出ていたんですね!
教わることばっかりで自分で考えなくてもダメ。
自分で考えてばっかりで、教わらないのもダメ。
これが勉強の本質です。
今までの教育って、教わることがメインになってきました。
映像授業なんて、完全に一方通行ですからその最たるものですし、
テレビ番組や本とかでも「世界一わかりやすい〇〇」みたいなのが出ています。
でも以前、ある有名な先生が言っていた言葉が今でも頭に残っています。
「分かりやすいっていうのは、言わば『離乳食』なんですよ。」
テレビで見たときの記憶なので、正確には忘れていますが、
この言葉は本当にその通りだと思います。
噛み砕いて分かりやすくしてあげれば、離乳食だから簡単に吸収できるかもしれません。
じゃあ、いつになったら歯ごたえのあるものを食べる時が来るんでしょう。
分かりやすく、分かりやすく、分かりやすく、ばかりを追い求めてしまうと、
勉強の本質の1つである『考える』が欠落します。
だから時には、しっかりと悩ませる、あえて解説を途中で止める、ということが必要になります。
(もちろん、生徒の状況に合わせて匙加減を調整しますが)
かと言って「考える」ばかりでも効率が悪い。
せっかく近道があるのに、無駄な遠回りをすることになりかねませんし、
誤ったまま理解してしまうこともあります。
『考察』だけでは、絶対に導けない答えもありますしね。
中学生に「球の体積の公式を自力で導き出せ」って言ったところで無理です。
独りよがりな考察になってしまうと、変な解釈しちゃうことがありますからね。
だから、成績が良い子は「教わる」と「考える」のバランスがとれている子です。
最小限だけ教わり、最大限に考え、正確に答えを導き出す。
これが一番大事なポイント。
中学校の定期テストのことだけを考えると、
恐らく「教わる」だけに絞った方が、効率がよくて効果的なのかもしれません。
範囲は狭いし、ほとんどがワークからそのまま出題されますからね。
でも、やはり一歩上の世界を考えると、それだけでよい点を取ってしまう子は危険。
定期テストはめちゃくちゃ点数が良いけど、模試になると順位がガクッと下がってしまう子。
一瞬は嬉しいですけど、長い目で見ると嬉しくないですよね。
せめて逆であって欲しい。
ちなみに、定期テストより模試の点数が下がるのは当たり前ですから、気にしないで下さいね!
定期テストと模試は、平均点も問題の出題方法も違いますから!
ミカンとデコポンくらい違うものだと思って下さい。
分かりにくいですね(笑)
とにかく、定期テストと模試はベツモノです。トレーニング法が全然違います。
話が逸れましたね~。ホントいつも申し訳ないです。
とにかく、勉強というのは『教わる』『考える』を両立することです。
今までが
教わる>考える
だったので、これからその比率を変えていくってことですね。
「考える」っていうことを大事にしていく必要があります。
今、小学校の現場ではプログラミング教育が始まりつつあります。
あれは、決してプログラマーを育てようとか、IT系の仕事に就いてもらおうとかではなく、
『考える』がベースの教育になっていきます。多分。
楽しみながら考えることができれば最高ですよね!
指導する先生たちがしっかりと研修を受けて、授業のシステムが良くなれば、
とても良い環境になっていくと思います。
『考える』チャンスなんて世の中にはたくさん転がっています。
なぜ今日の天気は晴れなんだろう。
なぜ今日の日経平均株価は上がったんだろう。
なぜバナナはあんなに剥きやすいんだろう。
なぜ宇都宮と言えばギョウザなんだろう。
なぜYouTubeはこんなに無料で楽しめちゃうんだろう。
なぜPayPayでお買い物をするとこんなにポイントが返ってくるんだろう。
今日も、お子さんに問いかけてみて下さい。
「なんで?」
そして疑問に思ったことがあれば、ぜひ一緒に考えてみて下さい。
「なんであなたはゲームばっかりして勉強しないの!!!」は違いますからね(笑)