成績UPの鉄則
学校の勉強って、将来役に立たない? ②
ブログの更新がまさかの4ヶ月も空いてしまいました!
申し訳ないですね…
さて、4ヶ月前に自分が書いた記事を思い返して…
あろうことか、ものすごく途中で止まっていましたね!!
算数・数学の重要性ですよね!
もちろん、算数が日常に繋がっているのは言うまでもありません。
算数が分からないとお買い物でメチャクチャ損しますからね。
数字に強い、ということは、単純にお金に強いことにもなりますから、
毎日のお買い物だけでなく、
大人になってからの保険、住宅ローン、税金などなど。
知らなくても生きてはいけるけど、
ちゃんと知っているとメチャクチャお得になるのが算数。
ただ、何が問題かというと、「算数」を軽んじている人が多いなぁということです。
今までも何回か書いたことがありますが、本当に算数ができている子って、
それだけで勉強がメチャ強いです。
というか、勉強が苦手、中学生になったら成績が落ちた、
この原因を作っているのは「算数」です。
「小学生のころは算数できてたのに…」という話もありますが、
残念ながらそれはちょっと違うんです。
学校で習うレベルの算数では「算数ができる」とは言えないのが今の怖いところ。
学校の算数のテストで100点が取れたとしても、
「算数得意」と言えるかどうかは分からない、ということです。
ではちょっと例題!
小学6年生の算数です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水が180Lまで入る水そうに、給水管が5本ついています。1本の給水管からは、
1秒あたり3Lの水が出ます。この水そうを空にしてから、5本の給水管のうち
何本かを使って水そうに水を入れたところ、満水になるまでにかかった時間は、
1本の給水管で水そうを満水にするときよりも40秒短くなりました。使った給
水管は5本のうち何本でしたか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まぁ、皆さんの予想通り、こういう問題が出てきましたね(笑)
まず、覚えておいてほしいのは、これをスラスラ解く小学6年生もいるのです。
皆さんのお子さんがその1人なら安心かもしれません。
(「塾長!もっと難しい問題だってあるでしょ!」って思っているかもしれませんが…)
この問題が解けない生徒は、まずこの問題を理解するのが難しい、というか投げ出します。
私が思う、算数の重要性の1つに「自分のイメージ通り、解釈する力」があると思うのです。
パッと見た感じで難しそうなものでも、正しく内容を解釈して考える。
要は、「簡単に噛み砕く力」です。
これって、仕事をする上で実際にホント、必要な力ですよね。
自分で噛み砕くことができないと、仕事の何が大事か分かりません。
だから、言われたことをただただ従って、ハイハイーーってやっている感じです。
もちろん、それも仕事の1つですけど、
これからの時代はそれこそ、そういう仕事ってAIに奪われてしまいますよね。
自分で物事を噛み砕いて考えるから、工夫が生まれ、次に何すべきかが見えてくる。
ロジカルに生きることだけが人生ではありませんから、
感受性などを武器に仕事をしていくことは充分できますけど、
でも、それでもロジカルな力を身につけておいて損はないんじゃないかと思うのです。
という訳で、算数を小学校のテスト程度のレベルで止めておくのはとてもモッタイナイ!!
というか、だから算数が、勉強が楽しくなくなるんですよ。
「ほぇぇ、だからそうなるんだ!」を見つけるには、小学校の算数ってちょっと浅いです。
言っておきますけど、別に小学校の悪口ではないですよ!!
日本中のすべての小学生に、ほぼ均質で上質な指導が無料で与えられているというのは、
日本の教育の誇りですから!
ただ、日本中すべての子どもたちに与える指導となると「基礎」に絞られますから、
どうしても彫りが深いものは与えにくくなります。
小学校のときに、さっきの問題みたいな問題に触れてきた子は、ものすごく有利だし、
その思考法を身につけたまま中学3年間を毎日過ごすって考えて下さい。
1日で得る情報量が変わってくるの、分かります?
他の子が「なんだそりゃ、分かんね」「どうでもいい」「興味ない」って見過ごす出来事も、
「あ、それ知ってるぞ」
「あ、それちょっと似たようなこと見たな」
と考えながら中学3年間を過ごす。
その差は大きいなぁって思います。
深い問題をしっかりと考えさせる。これってこれからの時代に必須事項です。
それを一番楽しくオモシロく伝えるのが「算数」だと思うんですよね。
算数が好きじゃない、なんて話はもったいなさ過ぎです。
もし算数嫌いなら、「どうやったら好きになるかな?」をぜひ考えてみて下さい。
申し訳ないですね…
さて、4ヶ月前に自分が書いた記事を思い返して…
あろうことか、ものすごく途中で止まっていましたね!!
算数・数学の重要性ですよね!
もちろん、算数が日常に繋がっているのは言うまでもありません。
算数が分からないとお買い物でメチャクチャ損しますからね。
数字に強い、ということは、単純にお金に強いことにもなりますから、
毎日のお買い物だけでなく、
大人になってからの保険、住宅ローン、税金などなど。
知らなくても生きてはいけるけど、
ちゃんと知っているとメチャクチャお得になるのが算数。
ただ、何が問題かというと、「算数」を軽んじている人が多いなぁということです。
今までも何回か書いたことがありますが、本当に算数ができている子って、
それだけで勉強がメチャ強いです。
というか、勉強が苦手、中学生になったら成績が落ちた、
この原因を作っているのは「算数」です。
「小学生のころは算数できてたのに…」という話もありますが、
残念ながらそれはちょっと違うんです。
学校で習うレベルの算数では「算数ができる」とは言えないのが今の怖いところ。
学校の算数のテストで100点が取れたとしても、
「算数得意」と言えるかどうかは分からない、ということです。
ではちょっと例題!
小学6年生の算数です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水が180Lまで入る水そうに、給水管が5本ついています。1本の給水管からは、
1秒あたり3Lの水が出ます。この水そうを空にしてから、5本の給水管のうち
何本かを使って水そうに水を入れたところ、満水になるまでにかかった時間は、
1本の給水管で水そうを満水にするときよりも40秒短くなりました。使った給
水管は5本のうち何本でしたか。
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まぁ、皆さんの予想通り、こういう問題が出てきましたね(笑)
まず、覚えておいてほしいのは、これをスラスラ解く小学6年生もいるのです。
皆さんのお子さんがその1人なら安心かもしれません。
(「塾長!もっと難しい問題だってあるでしょ!」って思っているかもしれませんが…)
この問題が解けない生徒は、まずこの問題を理解するのが難しい、というか投げ出します。
私が思う、算数の重要性の1つに「自分のイメージ通り、解釈する力」があると思うのです。
パッと見た感じで難しそうなものでも、正しく内容を解釈して考える。
要は、「簡単に噛み砕く力」です。
これって、仕事をする上で実際にホント、必要な力ですよね。
自分で噛み砕くことができないと、仕事の何が大事か分かりません。
だから、言われたことをただただ従って、ハイハイーーってやっている感じです。
もちろん、それも仕事の1つですけど、
これからの時代はそれこそ、そういう仕事ってAIに奪われてしまいますよね。
自分で物事を噛み砕いて考えるから、工夫が生まれ、次に何すべきかが見えてくる。
ロジカルに生きることだけが人生ではありませんから、
感受性などを武器に仕事をしていくことは充分できますけど、
でも、それでもロジカルな力を身につけておいて損はないんじゃないかと思うのです。
という訳で、算数を小学校のテスト程度のレベルで止めておくのはとてもモッタイナイ!!
というか、だから算数が、勉強が楽しくなくなるんですよ。
「ほぇぇ、だからそうなるんだ!」を見つけるには、小学校の算数ってちょっと浅いです。
言っておきますけど、別に小学校の悪口ではないですよ!!
日本中のすべての小学生に、ほぼ均質で上質な指導が無料で与えられているというのは、
日本の教育の誇りですから!
ただ、日本中すべての子どもたちに与える指導となると「基礎」に絞られますから、
どうしても彫りが深いものは与えにくくなります。
小学校のときに、さっきの問題みたいな問題に触れてきた子は、ものすごく有利だし、
その思考法を身につけたまま中学3年間を毎日過ごすって考えて下さい。
1日で得る情報量が変わってくるの、分かります?
他の子が「なんだそりゃ、分かんね」「どうでもいい」「興味ない」って見過ごす出来事も、
「あ、それ知ってるぞ」
「あ、それちょっと似たようなこと見たな」
と考えながら中学3年間を過ごす。
その差は大きいなぁって思います。
深い問題をしっかりと考えさせる。これってこれからの時代に必須事項です。
それを一番楽しくオモシロく伝えるのが「算数」だと思うんですよね。
算数が好きじゃない、なんて話はもったいなさ過ぎです。
もし算数嫌いなら、「どうやったら好きになるかな?」をぜひ考えてみて下さい。