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成績UPの鉄則 成績を伸ばす鉄則: 2016年11月

勉強の『壁』を乗り越える。

何度か書きました。
あるんですよ。勉強の『壁』。

これを乗り越えると、ホントのホントにグンって成績伸びます。


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サボったらあきまへんのです。

さぁ定期テストの時期ですね!
早いところだと終わっているところもありそうです。

さて、テストが終わって…
君たち!サボっていないでしょうね!!

鉄は熱いうちに打て!

まず見直すべきところは、
解けるはずのミスが何点分あったか。


これが0になることが理想ですが、
実際はそうはいかないでしょう。

前回が20点分だった人は10点分までに抑えることができたかな?
もしもそれが変わらなかったら…
何にも対策を練らなかった!っていう証拠に他なりません。


何も対策を練らずに、ただただ根性論で、
「計算ミスをなくす!ケアレスミスをなくす!」
ってしか考えなかった結果でございます。

ミスは出るべくして出る。
正解は、当てるべくして当たっているのです。

解けりゃいいんじゃありません。
〇になればいいんじゃありません。
正解の仕方が最適かどうか。
ここまで見極めないと、点数は上がりません!伸びません!

やったぁ!90点だぁ!!
で終わってしまっては、次は誰かに抜かされますぞ!
確実に、したたかに、着実に勝ちを手に入れていきましょう。

説明上手な先生に教われば、成績って伸びる???

「説明がわかりやすい」って、
本当に子どもたちの成長に繋がっているのか?


これは実はわたくし、答えがもう出ています。
「上手な説明をしたからと言って、
子どもたちの成績は伸びない!」


これが結論です。

なぜか。
子どもたちがウンウン頭を捻って悩んで導き出した考え方が脳ミソを良くするから。

サラッとわかりやすい説明って、
実は結構忘れてしまいがちじゃないですか?
一瞬はわかるんです。
「わぁ!わかりやすい!!」って。

でも一瞬で飲み込んだことって、一瞬で忘れます。
だって、苦労も何もしてないんですもの。
その子の成長になるわけがないじゃないですか。

「これってどうなってるんだ?」って、
解析する力。
問題を究明する力。

これがないと絶対に高校のお勉強にはついていけましぇん!!

だから、いつも言っている、
「教わらないと勉強できない」なんて、勉強したウチに入らない!ってことなのです。

かといって、じゃあ教える方が教え方が下手でいいかというと、
当然違います。

子どもたちは一人ひとり考え方が違いますから、
同じ問題を解くにしても、どう考えて解いたか、どういう論理を持っているか、
をしっかりと見極める力が必要ですから。

これは、正直に言って経験しかありません。
有名大学を出たから、偏差値が高いからと言って、
この技術を持っていることにはなりません。

子どもたちに悩ませ、子どもたちに考えさせ、子どもたちに理解させる。

私も一斉授業を以前していたときは、
一生懸命に授業の準備をして、
一生懸命に子どもたちにわかりやすい解説を用意して、
一生懸命に工夫して、
一生懸命に子どもたちの表情を見ながら指導していました。

でもそれって、一生懸命なのは私なのであって、
子どもたちではないんですよ(笑)
ってことに気付いたとき、
「あ。一斉授業って限界あるなぁ」って思いました。

それで今のスタイルになっている訳です。
頑張るのは生徒たち!
頭を捻るのも、工夫するのも、子どもたちであるべき。
だって、そうじゃないと成長しないですから。

私としても、
「この子には教える、この子には悩ませる、
 この子にはコレとコレは教えて、コッチは悩ませる!」
っていう柔軟な選択肢ができました。

ともかく、私は思います。
教わることが一番だ!なんて勘違いされてしまったら、
高校・大学の勉強どうするんです?
働き始めてからの勉強はどうするんです?
それを勘違いさせて、
「俺に教われば大丈夫だから!」
なんてその場しのぎのウソをつくなんて、
絶対に教育じゃないな!って思ったのです。

だっていつかは皆、私の元から巣立っていくわけですから。


教わることばかりに慣れていると、
高校のお勉強、ホント苦労します。
偏差値60の子が偏差値75になるには、
絶対に「とことん悩む」力を養わないと。
脳ミソの無駄ですぜ!
ってか、高校で苦労しちゃいますぜ?


限界まで悩んで悩んで、
「うーん仕方ねぇ!ここは小関に聞くか!」
とか、
「私はこう解いたんですけど、先生ならどう解きます?」
みたいな質問がくると最高ですねぇ。

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