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成績UPの鉄則

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勉強に関する怖い話。

ハロウィンの時期ですからね!
怖い話でも入れておきましょうか!!

日々勉強を頑張っている皆さんにとって、
勉強時間ってやっぱり気になると思います。

2時間頑張ったのか、
4時間頑張ったのか。

でも、もちろんその密度って大事ですよね!

ここからが怖い話。
勉強が得意なA君。
プリント1枚を約5分くらいで解いてしまいます。

勉強が苦手なB君。
プリント1枚に約20分かかります。

え?そんなに差があるものですか?
何をおっしゃる!
現実はもっと差が付くことが多々ありますよ!!


というわけで、もううっすら話は見えましたね。

A君はB君の4倍速で勉強します。
つまり、A君の2時間は、B君の8時間に匹敵します。
A君が4時間勉強したら、B君は16時間勉強しなければ追いつきません。

どうです?
怖いでしょう。
なんか悲しくなりますね。

でもそれは、決して「A君ズルい!」って話ではありません。
A君は勝つべくして勝っているのですから。



A君だって、はじめから速かったわけではありません。
かといって、ただただ速く解くだけの勉強をしたわけでもありません。

常日頃の勉強から、1秒でも速く解く意識を持ち、
1秒でも速く解ける近道はないかを、
常に、1問演習するごとに、何年もかけて作り上げた、
A君の技術なのです。


ですから、A君は何もズルくもありません。

受験にまさかなどありません。
勝つべき人が勝ち、負けるべき人が負けます。


以前も出題しました。
4秒で解けますか問題。

1.75×16


これ、4秒で解けますか?
暗算で解けますか?
A君はこの問題を4秒で解く技術を身に着けたのです。
だから速く・正確に計算ができるのです。

数学だけの話ではありません。
理科・社会・英語・国語。
どの教科にも共通する事項です。

漫然と問題を解く、なんてことをしていると、
点数は上がりません。
B君のように「自分では頑張っているつもり」でも、
A君に圧倒的に差を付けれてしまいます。

じゃあどうするの?
今からでもA君になりましょう!!
A君が身に着けたものは、努力を通して勝ち得た技術です。
才能でもなんでもありません。

どうやったらA君になれる?
方法はいろいろあるかもしれませんが、
いっちばん簡単でシンプルな方法があります。

それは、問題を解いたら、片っ端からどんどん私たちに
質問すること。
そして、私たちに指示されたことを、言い訳無用で徹底的にやり抜くこと。


頑張りましょう!

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『理解』が先か『思考』が先か

効率よく勉強を進めていく上で、私はよく子どもたちに「答え見ちゃえ」って言います。

それを言うと「え?いいの!?」っていう顔をされます。
彼ら、彼女らの中では「カンニングじゃない?」っていう感覚があるんでしょうね!

私の中ではテスト中のカンニングはもちろんアウトですが、
練習中はカンニングがOK、それよりも理解を深めることが大事だと思うからです。
もちろん、赤ペンで答えを写して「はい、終わりました!」は意味がありませんよ!

私が子どもたちに到達して欲しいな、と考えていることは、
『理解を深めること』『納得して、あ!そうか、となってもらうこと』です。

さて、ここで皆さんに考えて欲しいことがあります。
『理解を深める』がゴールだとしたら、
どうやってそのゴールに向かいます?

方法は主に2つあると思います。
① 我々に質問して解説をきく
② 教科書や解答の解説を読んで理解する


私の目標としては、できるだけ②を達成してもらいたいと思っています。
なぜなら、①よりも②の方が学習としては高度だから。
そして、②ができるようになれば、家でも自分で学びを深めることができるから、です。

もちろん、すべての勉強が②になることって難しく、
②の学習が基本となっていて、それでも理解できない部分を①として質問する、というのが理想です。

だって、会社でも何でも、
たいして調べもせずに「これなんすか?」って質問する人はきっと、求められる人材ではありません。

答えを見て調べる。
これも1つの実力なのだと考えています。

とは言え、「答え見ていいぞー」のまま放置してしまうと、
子どもたちは浅ーーーーーーい勉強をし始めます。

そこがやはり指導のポイントで、
生徒に自分で調べさせた後にきちんと理解の深さを確認することが重要です。

もう1つ「答えを見ていいぞ勉強」の弊害としては、
自分で『思考』をしなくなります。

解答に書いてある解き方は、中学の教科書レベルであれば、
確かに最短ルートであり、ぜひとも覚えて欲しい解き方なのですが、
自分が導き出した「はみ出した考え方」が身に付きません。

「はみ出した考え方」というのは、教科書通りでない、オーソドックスではない独自の解き方で、
正直、ある程度のレベルまではそんなものは無くても成績は上がります。
ただ、上位3%くらいを狙っていくのであれば、
私はその「はみ出した考え方」ができない子は、率直に言ってとても弱いと思う。
ある程度以上を目指すのであれば、その「はみ出した考え方」は必須だと考えています。

だから、私は子どもたちに「答え見ちゃえ見ちゃえ」って言う一方で、
「ちょい待ち!まだ答え見ないで、もうちょい悩んでみて~」と言うこともあります。
何を基準に、と言われると難しいですが、
解き方のルートが複数見えるときですかね。

歴史の人物名が分からなかったら、
答えを見せちゃったり教科書読ませちゃった方が速くて理解も深まりますが、
資料の読み取り系でしたら、考えさせるメリットはデカいです。
とは言え、それも生徒によりけりですね~。
同じ問題が出てきても、同じ指示を出すとは限らないです。

答え見ちゃえ、なのか、
もうちょい悩んでみ、なのか、
今日は飛ばしてもう少し理解が深まったら再挑戦しようぜ、なのか。

勉強は理解を深めることがとても大事で、それが一番の目標だと考えていますが、
単純に理解を深められる解説をたくさん受ければいいワケではないし、
かと言って、思考してばかりだととにかく進みが遅くて学びが鈍くなります。

そのあたりの匙加減がとても難しいところですよね。
こういうのを考えると、やっぱり教育に関してAIには無理だろうな…と思います。
基礎を固める意味ではAIは有効ですが、先ほど述べたような、
はみ出した思考をさせることは、機微な判断力が必要だと思いました。

とは言えAIももう少し発達して僕のイメージ通りのものができたら相当便利ですからね!
最終的にはAI共存できる塾になっていけたらな、と思います。

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