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【!必見!】 模試の後...その②

実は今、ウチの塾には某進学高の中でもトップの子がいるのですが、
その子の学習をお伝えしましょう。

先日の日曜あたりに模試があったようです。
その自己採点などに取り組んでいたのですが、まず彼のノートにデカデカと、
「模試復習用ノート」と書かれているのです。
特筆すべきは、ここからです。

その日は、英語の見直しをしていたのですが、
① 英語の本文を全文、ノートに写す。
② 1文1文、和訳を書き込む。
③ 調べた語句や熟語は、必ず単語帳にメモ!

この②のときのサブルールに注目なのです。
模範解答を見れば、本文の全文訳って載っているんですが、
自分が全文訳し終わるまでは、
「絶対に解答は見ない!」と自分のルールを貫いて全文訳しています。

もちろん、ところどころどうしても訳せない部分は私に質問している訳ですから、
解答を見るのと同じなのかもしれません。
(まぁ、私はヒントまでしか出しませんけどね( ̄ー ̄)ニヤリ)

とは言うものの、ほぼ地力で9割以上は和訳できていて、私に質問したのは2文のみでした。
その2文も、「うん、確かにここは難しい構造になってるな!」ってところでした。
単語の意味などは極限まで自分で調べつくした上で質問してくれたので、
正直、解説も楽でした(笑)

そりゃ成績伸びますわな!
そこまで徹底しているんですから。
何が一番言いたいかと言うと、
こういう当たり前のような、
誰しもがやるべきことをちゃんとやり切っているかどうか、
それが学習の根幹である!

ってことなんです。

本当に学力を伸ばしたいのであれば、必殺技に頼っちゃいけません。
勉強における必殺技なんて、見せかけだけで、実際はありもしないのですから。

真の必殺技があるとしたら、今挙げたような取り組みを通して、
地道にコツコツ実力を伸ばすこと。
一番ブレません。一番受験に強いです。

普段の彼、特別な教材使っているのかというと、使ってません。
ほぼ学校から配布された課題のみです。
それを何度も何度も繰り返し演習して、完璧に習熟しています。
一番それが波が出ずに、一番受験で強く、一番確実に伸びるんです。

「彼が特別なのでしょう?」と思われますか?
いえいえ。違います。
全国トップ大学に合格してきた人たちは何人も見ています。
東大や医学部に合格してきた方々も見ています。
彼らは何か特別なトレーニングや秘密の教材なんて使っていません。

数学ならチャート。
英語ならネクステージや速単、DUOなど。
皆が持っているものです。
本屋さんに行けば、1000円前後で入手できる武器のみです。

彼ら、彼女らの取り組みで特筆すべきことを書くのであれば、
自分がやるべきことを、
皆が想像できるようなトレーニングを、
本当にやったかどうか。

ここに尽きます。

想像を絶するような厳しいトレーニングを積み重ねている訳ではありません。
皆が「これを継続できたらすごいな!」と思えることを、本当に継続しているだけなんです。
でも私は、国公立大を目指すのであれば、やっぱりここが境目だと思っています。
これができるかどうか。
使い古された言葉ですが「継続は力なり」です。
一瞬の努力は誰だってします。
三日坊主になるのか、三か月坊主になるのか、それとも習慣になって当たり前になるのか。
日々の努力を習慣化することが、成績UPの非常に重要なポイントであり、学習の奥義だと思うのです。

もう少し続きを書きたいのですが、長くなるのでまた明日書きます。

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