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成績UPの鉄則
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間違いを恐れる子は、伸びない。
でも、間違いを恐れる子は成績がなかなか伸びません。
また、間違いを軽視する子も、これまた成績が伸びません。
後者はあまり勉強が好きではないタイプですね。
勉強はそれなりにやっているのに、結構マジメなのに、成績が伸び悩む子は、
高確率で間違いを恐れすぎていることが原因です。
勉強しているときに、何が起きているか、ちょっと覗いてみましょうか!
「ん~。このあたり何となく覚えてるけど…何だっけ?
答え見ちゃおう!
あ、そうか。そうそう、オッケーオッケー思い出した!
ってか、実質覚えてたみたいなモンだし!うん!
はい、正解!マルッと!」
こんなことが、しばしば起きてしまっているんです。
他にもこんなことが起きています。子どもがこんな発言をしたら、要注意です。
「最初は分からなかったんですけど、答えをみたら分かりました!」
このタイプもちょっと危険、というか、実はさっきの子の典型例です。
もちろん、本当に答えを見て分かったんだと思いますが、
その後、もう一度解きなおしているのであればセーフ。
自分の力で解きなおしていなかったらアウトですね!
何となく答案に ✕ を付けるのが嫌で、〇にしたい気持ちが強いんだと思います。
でもそういう子は、それなりに理解力もありますし、確かに何となくできているんですが、
厳しい話、ここぞというときにミスります。
自分できちんと解いている経験が少ないからです。
でも私、思うんです。こういう子は決して本人が悪いんじゃないんだと。
きっと彼 or 彼女の過去に、こういった経験があるんですよ。
「どうしてこんな間違いをしたの!」
「なんでこんな点数なの!」
こういった『間違い=悪』とする印象が植え付けられた子は、
本当にそこから脱却するのに時間がかかります。
こういった悪い経験は、もしかしたら勉強で植え付けられたものではないかもしれません。
部活動だったり、委員会活動だったり。
勉強をする上で、間違うことは成長過程の大事なポイントです。
間違えない、ということは成長過程を飛ばしているワケですから、
当然、成長はありません。
間違いを恐れすぎることは、決して子どもたちの成長には繋がりません。
もちろん逆に、間違いを軽視してもいけませんけどね。
「間違えちゃったーー!でも、間違いは悪いことじゃないからヘーキヘーキ!!」
なんて感覚では、当然成長はありませんよ!
じゃあどうすればいいか。
間違いを受け入れる姿勢をきちんと作ることです。
『間違える』ということは、成長する過程で避けては通れないこと。
間違えること、忘れること、知らないこと、覚えられないことは、
すべて、成績UPには必要なルート。
ここで小関理論を話してもいいですか?
何か裏付けがあるワケでも何でもありません。
ただの経験則ですが、結構、誰もが納得してくれる理論です。
小関理論:人は誰しも、間違える回数は一緒である。
勉強が得意な子は、初めから得意だったわけではありません。
小さいころに、いっぱいエラーをしたから、今、エラーが少ないのです。
勉強が苦手な子は、練習量が少ないワケですから、当然エラー経験も少ない。
だから今、エラーを起こしてしまうのです。
もしも、間違いを恐れる子が「本当は分かってた!オッケーオッケー!マルッ!」
ってしてしまっていたら…
エラーがエラーとカウントされていません!
ということは、エラーが先延ばしにされてしまっているのです!
大事なときにミスるのは、こういうタイプです。
プロ野球選手なども、どうしてあんなに野球が上手いかというと、
幼少のころからたくさん練習をして、たくさんエラーをしたはずなんです。
たくさんエラーを重ねたから、今はエラーが少ないんですよ。
どうです?結構、合っている気がするでしょ?
エラーを受け入れて、
「お!間違い発見!よっしゃ!間違えたぁ!!」
このくらいのメンタルになると、非常に勉強が有利です。
だって、今、間違えておけば、受験のときに間違えないワケですからね。
練習では特に、間違いを楽しむ、間違いを受け入れることが大事。
決して、間違いを拒否も軽視もしていません。
大切なのは『間違いヤッホー!』
この気持ちを持たせることです。
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(せんだい学習塾) 2018年12月27日 11:46
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