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成績UPの鉄則

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頑張ってるのに、成績が伸び悩む理由 7つ

自分の子どもには良い点を取って欲しいですよね!
勉強がすべてではないとは言え、成績はやっぱり気になるはずです。

で、「ウチの子、頑張ってるんだけどなんか伸び悩んでるんですよ~」っていう話、よく伺います。
わかるわかる、超わかる。

成績は伸びるのにも原因はあるし、伸びないのにも原因があります。
勉強の悩みを解決する答えとなる話を7パターンに分けて説明しますので、
よーく読んで下さいね!


① 本当は伸びているんだけど、成長に気付いていないパターン

結構多いのがこのパターンです。これは子どもが一番可哀そうなパターンです。
もし「あ、ウチはこのパターンかも…」と思ったら、
今日からお子さんとの接し方を変えて下さいね!
ちなみに、このパターンは中学1,2年生に多いです。

中学1,2年生というのは、受験期と違って新しいことをどんどん習います。
知識ゼロの状態から、新しいことにチャレンジするワケです。
水泳に例えると、クロールできるようになったらじゃあ次は平泳ぎ、っていうイメージです。

同じ単元をずーーーっと勉強し続けていいなら、そりゃ理解度は高まっていかないといけません。


でも、実際は違いますね。どんどんどんどん、新しい単元を勉強しなければならない。
今まで勉強してきた単元は、テストがある度にリセットされます。





でも、新しい単元がゼロからスタートして、また80%まで来たら、
それは充分に成長と言えると私は思います。

自分が営業のセールスマンだと思って下さい。
Aエリアで100件中30件成約を取りました。
新しいBエリアで100件中30件成約を取りました。
上司に「なんだ、Aのときから全然成長ねぇな。何やってんだ?サボったか?」
なんて言われた日にはやる気なんて起きませんて。

「でも、80点を90点に増やして欲しいんですよ!」って声も聞こえてきそう。
そうですよね。じゃあ努力も増やしましょう。
今まで2時間勉強していたところを、2.5時間勉強しましょう。
1時間あたりの密度を濃くする作戦を練りましょう。
ゲームやスマホに触れる時間を減らしましょう。
Cエリアで40件の成約が欲しかったら、今まで以上の努力と工夫が大事です。
そのためには、しっかりと覚悟を決めさせることが何よりも先決です。

今までと同じくらいの努力量で『成績が伸びない』は当たり前ですからね!



② 確かに頑張ってはいるけど、周りと比べるとさほど努力に差が無いパターン

受験生で多いのがこのパターン。
頑張ってるけど、偏差値が伸び悩む…という子に多いです。

受験期になると、全員が頑張りますからね。
自分もレベルアップしていても他の生徒たちもレベルアップすれば、偏差値は変わりません。

当然、自分なりに努力はしていても、周りの努力量に負ければ偏差値は下がります。



マラソンに例えれば分かりやすいですけど、
抜かしたかったら周りと同じスピードじゃダメですよね。
いつまで経っても、順位は変わらずのままです。

ここで注意なんですけど、勉強はやはり勉強時間だけじゃ成績UPは測れません。
問題を解くスピードがモノを言います。
ゆっくり解く子は、受験の話で言えばメチャクチャ不利です。
問題を解くのが速い子は、
同じ1時間でまわりの2~3倍以上の勉強をしていることなんてザラです。

だから、「僕は2時間勉強していて、あいつは1時間しか勉強してないのに、なんで負けるんだ!」
って言う子がいますが、演習量で比べると圧倒的に負けていることも多いです。

もちろん、どんなに速くても雑じゃダメですよ!
遅くて丁寧もダメ、速くて雑もダメ。
勉強のレベルを上げるってムズカシイですよね。
結構、根気のいることだと思います。
速く・正確にできるようになるまで、トレーニングを欠かしちゃアカンってことです。




➂ フワッと伸びる直前パターン

成績って、こういう感じで伸びるイメージですが、



実際はこうです。



それまで、勉強にきちんと向き合って来なかったり、勉強の取り組み方を間違えていた子は、
それを直してあげると最初からグンと上がるのですが、
今回のテーマは「頑張っているけど伸びない」ですからね。

理科や社会など、勉強すれば勉強するほど似たような言葉が出てきて混乱するワケですよ。
勉強始めたころは、
「はい、この答えは『天武天皇』ね!楽勝楽勝!」だったのですが、
いろんなことを勉強し始めると…
「あれ?天智天皇?いやいや聖武天皇?あれ…どっちだっけ…」ってなるものです。
広い知識があればあるほど、迷いも増えるものです。
それをずーーっと努力して色んな事が整理されるとフワッと変わります。

にしても、このグラフを見ると早めに勉強をスタートさせることの重要性がわかりますよね。
勉強のスタートが遅れると、停滞期のまま受験突入してしまうことだってあり得ます。
そうなっちゃ可哀そうだ!
早めの努力、早めのスタートが何より大事です。
一番は、小学校からコツコツと、に勝るものはないですよ!



➂ 本当は頑張っていないパターン

論外な話ですが、結構います。
答えを丸写ししているだけ。教科書を何となく眺めているだけ。
自分で思考せずに、すべて暗記で済まそうとしているだけ。
子どもが本気で取り組んでいるかどうか、顔を見れば分かりますね!
覚悟を決めた子の表情は、たとえ小学生だろうと凛々しいですよ!



④ 問題は解いているけど…なパターン

このタイプはしっかりと勉強の目標を確認しなおしましょうね!
『量をこなせばいいでしょ!』と考えている子の典型です。
先ほど伝えた、スピードは速いけど雑な勉強をしていたり、
一問一答とか計算問題みたいに機械作業みたいなのは好きだけど、
悩むとか『なぜ?』というのに触れて来なかった子に多いです。

『なぜ?』って考えるベースは完全に小学校です。
後述しますが、小学校の勉強をきちんと取り組み切れなかった、
何となく公式にばかり頼って勉強してきた、勉強は暗記で考えない、
という癖がついてしまっている子は、中学に入って伸び悩んでしまうことが多いです。
もちろん、解決することは可能ですが、ちょっと時間がかかってしまうので、
できるだけ小学校の勉強を丁寧に取り組んで中学に入って欲しいなぁと常々思います。



⑤ 小学生の遅れを取り戻さなきゃパターン

先ほども触れましたが、小学校の間に作った貯金・借金は、
中学に入ってからメチャクチャ大きく影響しますよ~。

文章を丁寧に読む、学校の先生の話を聞く、漢字を練習する、
計算を速く丁寧に解ける、割合や比の感覚を掴む、読書の習慣がある、
即答問題ばかりではなくじっくり思考する問題にも触れる、
日常生活とリンクさせて算数や理科や社会を捉える…


数え上げればキリがないですね!
でも小学校の間からこういうことを意識されて取り組んでこられた方は、
正直、中学校は圧倒的です。
子どもは『何となく』『自然と』では育ちませんから、




⑥ たまーにしか子どもの勉強を見ないパターン

これはすみません、本当にこれは気を付けて欲しいので、
偉そうなことを敢えて言わせて下さい。

たまにしか勉強を見ないとですね、こんなことが起きます。
例えば、何かの単元で最初は理解度が40%くらいだったとしましょうか。
それを努力して理解度80%まで伸ばしたとします。



でもですね、たまにしか勉強を見ないとどうなるかと言いますと…
残りの20%にばかり目が向いてしまうんですよ。

「どれどれ…お前、勉強どうなんだ?
 ん?なんだ、お前この問題が解けてないじゃないか。普段何をしているんだ!
 今日は特訓だ!!」

これ、結構危険です。子どもが勉強嫌いになります。塾で子どもたちが結構ボヤいています。
やるならしっかりと定期的に見ることです。そうじゃないと、伸びが分かりません。
伸びが分からないと勉強の話ができません。
褒めても表面的だし、叱っても表面的です。
子どもたちは見てますからね!自分のことをちゃんと見ているかどうか。



⑦ 中学レベルでは差がつかなくなっちゃったパターン

中学生で偏差値73~74くらいになると、もはや中学レベルの問題ではあまり差がつきません。
一高、二高に入るレベルになると、だいたいこうなってしまいます。
偏差値が1上がった、下がったも、もはや自分の学力の上下というより、
出題された問題の質で高い偏差値が取りやすいか、取りにくいかみたいな感じです。







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