成績UPの鉄則

成績UPにやっぱり必要なもの。

最近、ランニングをしています。
去年も出ましたが、高橋・小川と共に、今年もマラソン大会に出ようと思っています。

去年も書いたと思いますが、私、長距離走が大の苦手です。
ハッキリ言って大嫌いです。

じゃあなんで走るんですか、と言われると、勢いというか何というか(笑)


さてさて、そんなことはともかく、昨日も走りながらこんなことを考えていました。

「今、10kmを70分くらいのスピードで走っているのか…、
 マラソンがトップの人は、1km3分くらいで走るって聞いたな。
 僕の倍速以上のスピードで走っているワケか…すげぇな…。」

ちなみにマラソン大会などに出場すると、僕の記録は真ん中よりちょい遅いくらいです。

この辺りから余計なことを考え始めます。
「自分のマラソンの記録は、偏差値46くらいか。
 テストで平均点が取れない子くらいだなぁ…
 じゃあ今、僕が誰かに『もっと頑張れ』『もっと速く走れ』って言われたら走れるだろうか…」

皆さんも、自分のことだと思って考えて下さい。

マラソン、10kmを何分で走れます? 10km70分くらいだとしましょうか。
もしそれを、自分で走ってもいない人に『遅い!なんでそんなタイムなの!!』って言われたら…
どう思います?
僕だったら、もうマラソンは辞めます。
もしくは、その人の話に耳は傾けません。

でもとりあえず、今の僕はもう少し良いタイムを出したいなと思っているので、
頑張って練習します。
じゃあ、今の僕がより良いタイムを出すには、何が必要でしょう。

速く走れる走り方を知ること?

確かにそれも大事です。けどね、まずは最初の鍛錬ですよ。
週に2回程度のランニングでタイムを劇的に変えようっていうのがそもそもの間違い。
ちょっとした変化は起きるかもしれませんが、大きな変化には繋がらないでしょう。

それに、速く走れるコツ、みたいなのを調べたり勉強したりしますが、
実際にそれを再現するってなると、実は超・難しい!

私の場合、心拍数130~160で走るのがベストなのですが、
ちょっと配分を間違えただけで、すぐに心拍数が170を超えてしまいます。
そしてそこから先、ズルズルとペースが崩れていきます。

速く走れる方法を知ったところで、きちんとしたベースができていなければ、
何の役にも立ちません。

勉強も一緒です。

世の中にはいろんな勉強法が出回っています。
でも、残念ながらそんなのをちょっとかじったくらいでは、力なんて付きません。
成績を上げるなんてもってのほかです。

まずは鍛錬・鍛錬・鍛錬が必要ですから、その鍛錬を経てからじゃないと、
ベースができてからでないと、土台ができてからでないと、その勉強法は役に立たないんです。

皆さんも、自分の好きなことに当てはめて下さい。
大して練習していない人が、
『サッカーが上手くなるコツ』みたいな本を読んだところで上達するワケないですよね?
全然料理をしない人が、料理本を読んだくらいでは上手に作れないですよね?

上手くなるのは、毎日料理をしている人が読むから、上手にコツが掴めるんです。
毎日、サッカーに本気で取り組んでいる人だけが、本を読んで上達するんです。

でも、今の私のマラソンのように、あまり勉強が好きではない人に、
「ほらほら、鍛錬・鍛錬、鍛錬だぜ!」
と言ったところで、私のマラソンのように逃げたいなぁと思うだけです。

結論は何かというと、何度も何度もここに書いています。
やっぱりサポーターが必要なのです。
何度も書いていますが、生徒×保護者×塾の三人四脚が最強です。

サポートしていく上で、何か困ったことがありましたら、是非ともご連絡下さい。



過去の記事

全て見る