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お悩み相談室
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『成績を伸ばしたい! でも、何をすればいいか分からない!』
そんな相談を受けることがあります。
成績が伸び悩む理由はいくつかありますが、
私がまず確認することは、「毎日勉強していますか?」です。
「毎日は...してません」と答えた方には...
「そりゃ成績伸びないよ!」って言うしかないです。
「してますよ!毎日15分は!」とか、
「テレビを見ながらですけど、毎日2時間やってます」とかも、
以下同文、ってやつですね( ;∀;)
なぜ毎日勉強しなければならないか。
説明いたしましょう。
とても簡単な質問をします。
全然勉強しなかったら、成績は伸びますか。
それとも下がりますか。
当然ながら、勉強がゼロだと成績は下がります。
それでは、勉強する日もあればしない日もある、という子はどうなるかというと...
これでは成績が伸びないのなんて、超当たり前ですよね!?
なのに、週に3,4日勉強したくらいで、
「こんなに頑張っているのに、どうして成績伸びないの?」
って思うのは、まだまだ甘い証拠なのです。
塾に通ったときだけ勉強して、家で全然やらなかったら、
当然ながら成績は伸びないでしょう。
そして、それよりも何よりも、もっと大きな問題があります。
それは...勉強に対する姿勢の問題!
「毎日勉強できないのはどうして?」と質問すると、だいたいがこんな答え。
「部活が忙しかったんですよぉ...」
「家族で旅行に行っちゃいまして...」
なるほどなるほど。
喝ッ!!!!!ですね(笑)
部活が忙しかったとしても、本当に1時間の時間すら作れなかったのでしょうか。
15分×4回のスキマ時間を見つければ、1時間分は勉強できます。
旅行に行くにしても、移動中や出発前、宿泊先でちょっと勉強することはできますよね。
えぇ~。そこまでして勉強しなきゃいけないんですか?
と思ったあなた。
めちゃくちゃいい質問ですね!!
結論から言うと、あなた次第です。
なぜなら、目標が人それぞれ違うからです。
成績上位5%以内に入りたいのであれば、そこまでして勉強する必要があるでしょう。
成績下位5%でも、全然問題ないっていうのであれば、
毎日勉強しなくてもよいでしょう。
そうなると、次にやるべきことが決まってきますね。
そう。目標の設定です。
目標の決め方については、また改めて書きます。
もしこれを読んでいるのが、保護者の方の場合は、次の点に注意してください。
「ほぉら。成績を伸ばすためには、毎日勉強することが大事だって。
あんた、ちゃんと毎日勉強しなさい!」
これを言うことで成績が伸びたら、誰も苦労しません!
「頑張れ!」と子どもに言うだけだったら、誰でもできます。
1秒で済みます。
お金も苦労もかかりません。
その分、結果も変わりません。
大事なのは、どうやって頑張らせるか、ですからね (^_-)-☆
詳しくは...
成績UP③勉強のやる気がないみたい...
をご覧ください。
『ケアレスミスがなくならないんです...』
という話。しょっちゅう聞きますね、
というより、90%以上のご家庭からこの話は聞きます。
『ケアレスミスがなかったら、90点超えたのに...』
じゃあ、90点を取れる実力があったってことですか?
違いますね。
ケアレスミスを無くすトレーニングが足りなかったから、
90点超えられなかったんですね ( ;∀;)
ともかく、ケアレスミスが多い生徒さんに対して、まず確認することは...
本当にケアレスミスなのか、ということです。
『ケアレスミス』って言えば、
『そうか、仕方ない...』と捉えてしまう保護者の方もいらっしゃいますが、
実際は、90%以上の確率で、
①正しく理解をしていない
②練習量が圧倒的に足りない
③字が雑すぎる・演習が雑すぎる
のいずれかですね。
まずは原因をしっかりと究明することが大事です。
『丁寧に解け!』
『ケアレスミスしないように慎重に!』
と言って、ケアレスミスがなくなったら...
そんな簡単な話ないですよね~ (^^♪
まずは、ケアレスミスの原因と徹底的に向き合う。
これが最初の1歩目ですよ!
それを見抜いたうえで、適切なトレーニングを重ねることが、
結果を大きく変えることに繋がるんです。
このページをご覧になるのは、保護者の方が多いでしょうか。
今回は敢えて、保護者の方向けに書かせて頂きます。
「なんかウチの子、勉強のやる気が見られなくて...」
「勉強が好きじゃないみたいなのよねぇ...」
こんなボヤキが、仙台市内のあちこちで聞こえてきそうです (*^^*)
ふむふむ。なるほど。確かに大事な問題ですね。
どんなに良い学習法があったとしても、
そもそも子どもに学ぶ気がなかったら、結果はプラスには転じません。
でもね。ご安心ください。
これって解決できるんです。
『えぇ?そうなんですか? 先生、今すぐにでもお願いします!!』
って言われそうですが、
解決には、保護者の方の協力が必要です。
なぜかって?
やる気が出ないのは、大概、自分の家にいるときだから!
ウチの塾生は、本当に全員が塾では頑張っています。
なぜなら、手が抜ける環境ではないからです。
(ワタクシが常に、集中できる環境を作っていますからね!)
全員、ホントに前向きに頑張っていますよ!
ただ、『家ではまだ頑張り切れない』という生徒もいらっしゃいます。
成績UP① 基本の基本!毎日勉強してますか?
でもお伝えしたように、塾に来た時だけ頑張っても、結果は変わらないのです。
だから、解決策の1つとして、
『毎日塾に来る』ことが挙げられます。
ウチの生徒でも、頑張って毎日来ている子もいますよ!
でも、全員がそうはいかないですよね。
家が近い生徒なら良いですが、遠かったりすると大変ですし、
ウチみたいなスタイルの塾ならまだしも、
他のスタイルだとそうはいかないでしょうから。
だから、家で頑張るようになることって大事なんですよね。
「でも先生。毎日勉強しろって言ってるのに、
全然勉強しないんです、この子!!」
「勉強しろ」って言うだけでは、絶対に解決しません!!
神に誓って、それで勉強する子はいません。
ゲームを禁止されても、漫画を禁止されても、大きな変化は見られないでしょう。
そりゃそうですよ。
勉強したくない生徒の気持ちになってください。
「ゲームもダメ。漫画も禁止。仕方ない。じゃあ勉強でもするか」
なんて100%ならないですから!!
まずは、家庭のルールを見直すこと、
そして一緒に解決しようとする、協力体制が大事です。
ルールを作る、というのはよく聞く話ですが、
それだけで成績が上がったら、誰も苦労しない。
それを実践できるように、周りの協力体制が絶対に必要なのです。
特に、今まで勉強の習慣がなかったご家庭では!
例えば、20時になったら勉強する、というルールを作ったとして、
『はい、20時よ。勉強しなさい』って言うだけでは、
絶対に子どもは変わらないですよね?
・テレビを消す。
・勉強の雰囲気を作る。
・一緒に勉強を見る。
(教えることができなくても、
子どもが手抜きをしてないかどうかを見極めることはできるはずです)
『子どもの成績UPなんだから、子どもだけが頑張ればいい!』
って言うのでは、なかなか変わりません。
プロのスポーツ選手のことを想像してみて下さい!
絶対に、お父様・お母様の強力なサポートがあったハズですよね?
本人だけが努力する、監督に任せきり、という家庭は少ないのではないかと思います。
プロのスポーツ選手を目指している子たちっていうのは、
小学生、中学生、高校生であることが多いでしょう。
まだまだ心も体も成熟しきっていない状態で、上を目指すわけですから。
それに考えてください。
プロになれるのなんて、本当に一握り。
ということは、周りに充分なライバルすらいない可能性があるのです。
そんな状況の中、子どもの心を伸ばすのは、
絶対に本人と監督だけじゃ不十分なのです。
なぜかって?一番子どもと一緒にいるのは、親だから!
ですから、本人・監督・親が三人四脚で協力するから、子どもは大きく育つ!
というわけで、結論。
子どもに『変わって欲しい』と思ったら、
まずは周りの環境、接し方から変えてみましょう!
やる気がないのであれば、絶対にやる気を奪っている何か原因があるはず。
『頑張りなさい』って言うだけで子どもが変わったら、
何にも苦労はないのです。
今回も、この記事をご覧になるのは、保護者の方が多いと思いますので、保護者の方向けに書かせていただきます。
『塾って、何年生になったら通わせるべきですか?』
よくある質問ですね!
小学校1年生?
小学校4年生くらい?
小学校6年生ですかね?
それとも中1?
中3の中総体が終わったら?
答えは...『その子に依ります!』
すみません、歯切れの悪い回答で...。
じゃあ、もう少しこう考えてみましょう。
質問に対して、質問で返してしまいますが、
『目標をどのラインに置きますか?』
例えば、100mを12秒00で走る中学3年生(男子)がいたとします。
「先生?これって十分なタイムですか?」
どうでしょう。
速いですか?遅いですか?
あなたなら、なんて答えますか?
相手が私だったら...十分なスピードですね!文句なし(笑)
相手がオリンピック選手だったら...負けるでしょうね!そりゃ。
というわけで、ご理解いただけたと思います。
どこを目標にするか、で、成績の価値が変わるのです。
100m走で、県大会出場が目標なのか、
県大会優勝が目標なのか、
オリンピック出場が目標なのか、ってことです。
定期テストで400点。
これが高い点数なのか低い点数なのかは、
目標によって違う、ってことですね!
『う~ん。じゃあ、勉強に置き換えたときはどう考えればいいんでしょう。
ウチの子は、何年生になったら塾に入れるべきですか?』
OK!じゃあ説明しましょう。
まず、高校はどの高校に行ってほしいですか?
さぁ、偏差値のランキング表です!
仙台市 公立・私立高校入試 偏差値表【2016年度版】
公立高校 | 高専・私立高校 | |
---|---|---|
68 | 仙台二(普通) | - |
67 | - | - |
66 | 仙台一(普通) | - |
65 | - | - |
64 | - | ウルスラ(Type1) |
63 | 仙台三(普通) | - |
62 | 仙台三(理数) / 宮城一(普通) | - |
61 | 宮城一(理数) | 育英(特別進学・東大選抜) |
60 | - | 仙台高専(情報システム) |
59 | 泉館山(普通) / 仙台二華(普通) 仙台向山(普通) / 仙台南(普通) | 仙台高専(マテリアル環境) / 白百合(LS:特別進学) 尚絅(特別進学) |
58 | 仙台向山(理数) / 宮城野(総合学科) | 仙台高専(電気システム) / 仙台高専(知能エレクトロニクス) / 仙台高専(機械システム) / 仙台高専(建築デザイン) |
57 | 泉(普通) | 東北学院(普通) / 宮城学院(アドバンスト) / 仙台高専(情報ネットワーク) / ウルスラ(Type2) |
56 | - | - |
55 | - | - |
54 | 泉(英語) / 仙台三桜(普通) / 宮城野(普通) | 育英(特別進学・理系/文系) |
53 | 富谷(普通理数) | - |
52 | 多賀城(普通) / 仙台東(普通) | 東北(創進) |
51 | 富谷(普通人文) / 富谷(普通国際) / 多賀城(災害科学) / 宮城工業(情報技術) | - |
50 | 仙台東(英語) / 仙台(普通) / 宮城野(美術) | 榴ケ岡(普通) / 白百合(LE:留学・英語) / 尚絅(文理) |
49 | 宮城工業(電子機械) | 白百合(LI:総合進学) / 宮城学院(クリエイティブ) / 常盤木(スーパー両立) |
48 | 名取北(普通) / 仙台商業(商業) / 宮城工業(インテリア) | 仙台城南(特進科) |
47 | 宮城工業(機械) | 常盤木(音楽) / 聖和(特別選抜) |
46 | 仙台西(普通) / 仙台工業(建築) / 宮城工業(電気) | 聖和(特進文理) |
45 | 利府(普通) | ドミニコ(特進α系) |
44 | 泉松陵(普通) / 仙台工業(電気) / 仙台工業(機械) | 常盤木(国際) / 尚絅(総合進学) / ウルスラ(尚志) |
43 | 塩釜(普通) | 育英(外国語) / 東北(文理) |
42 | 名取(普通) / 仙台工業(土木) / 宮城工業(化学工業) / 宮城広瀬(普通) | 生活文化(普通科特進) |
41 | 利府(スポーツ) | - |
40 | 名取(家政) / 塩釜(ビジネス) | - |
39 | - | 育英(英進進学) / 東北(スポーツ) / 常盤木(リバティ) / 仙台城南(探究科) / ドミニコ(特進β系) |
38 | 黒川(普通) | 聖和(総合進学) |
37 | 松島(普通) / 宮城農業(生活) / 宮城農業(食品化学) | 仙台城南(科学技術科) |
36 | 黒川(電子工学) | 育英(情報科学:宮城野) / 東北(文教:泉) / 生活文化(美術・デザイン科) / ドミニコ(キャリアデザイン) |
35 | 松島(観光) / 宮城農業(農業機械) | 聖和(進路総合) / ドミニコ(幼児保育進学) / 生活文化(進学ライセンス) / 明成(デザインアート) |
34 | 黒川(機械) / 宮城農業(農業・園芸) | 生活文化(普通科) / 東北(文教:小松島) / 生活文化(情報ビジネス) / 聖和(総合実践) |
33 | 黒川(環境技術) | 明成(情報表現) / 明成(総合) / 明成(調理科) / 明成(介護福祉科) |
32 | - | 育英(フレックス) / 育英(技能開発:多賀城) / 明成(健康スポーツ) / 東北(総合) |
どうです?どの高校に入ってもらいたいです?
『う~ん...すみません。突然高校の話をされても、ピンと来ないです...』
そうですよねぇ。とは言っても、目標を決めなければ、
今の成績が、十分か不十分かがわかりません。
というわけで、高校のことをもう少し知ってください(秘密の資料ペラリ...)
『えぇ!高校って言っても、全然違うものですね!!』
そうですね。偏差値が高ければ大学進学実績が良いかというと、
その評価の仕方によっては、ほかの高校の方が魅力的に映る場合もあります。
詳しい高校の選び方については、個別に相談してください。
「塾にいつから通うかって、
高校入試まで見据えて入れなければならないのですか?
もっと気軽な感じで、
子どもが『勉強好きになってくれたらいいな』と思って。
そのくらいの軽い気持ちだったんですけど...」
いいと思いますよ!その考え方!
むしろ大賛成です!
受験なんて、勉強する意義のうちの1つでしかないですから。
だから、「高校入試を目標にはまだ考えていません!」っていうのであれば、
それはそれでアリなのです。
「算数を楽しめるようになって欲しい!」
「面白い小説をいっぱい読んで欲しい!」
「抵抗なく中学の英語がスタートできるようになって欲しい!」
それだって立派な目標ですからね!
ちなみに、目標の立て方ですが、
「ウチは子どもに任せてますんで!」っていうのは無しですよ!
私、常々話していますが、
基本的に、子どもにすべてを一任して、上手くいくことはありません。
子どもに任せて上手くいかせるためには、
子どものことをしっかりと理解し、
『子どもに判断を任せる』というトレーニングを、
常々繰り返してきた場合のみだと思います。
特にお子様が小学生の間は、
保護者の方がある程度は指針を示してよいと思います。
『子どもには、こういう風に育ってほしい』
それを考えることは、決して悪いことではないですよね。
それが原因で、子どもの自主性をなくす、なんてこともありません。
たとえ「あなたは医者になるのよ!」って勝手に決めたとしても、
私は、一概には悪いこととは思いません。
実際に、「息子には跡継ぎになってもらわないと困る」っていう、
医者や政治家、経営者はたくさんいますから。
ただ、そこまでバシッと親が決めてしまうのであれば、
それ相応の覚悟を、親も持たないといけないと思います。
子どもに目標を諦めさせない技術を学び、
一緒に努力するという、コストも払うべきでしょうね。
ちょっと話がずれちゃいました。
子どもを塾に通わせるタイミング。
こんな考え方も一例として参考にしてみてください。
①中学校に入ったら、学年上位何%に入って欲しいですか。
②今の成績で、①の目標は達成できそうですか。
③今の成績が評価できない場合は、模試を受けることをお勧めします。
これを踏まえて、「塾に通わせる必要があるかどうか」をご検討してみて下さい!